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(2018年4月1日)
まずは社員、そして地域貢献 働くことを自慢できる会社を目指す
秀忠さんの父親が創業し、今年で46年。テレビや液晶画面に使うフィルム印刷の搬送装置・サクションロールなど、各種ロールを設計製造しています。 おかげ様で2017年の収益は、主力のサクションロールが好調で過去最高を記録。しかし2008年のリーマンショック後には売り上げが落ち込み窮地に立たされたこともありました。その時に秀忠さんが設立したのが、一般消費者向けの商品を開発する「みらい創造事業部」でした。糸を引っ張るだけで誰でも簡単に開封できる「思いやりの糸入り封筒」とその製造機を開発。先代の「業種にこだわらず、できることは何でもやろう」という教えのもと、これまでにないヒット商品を生み出したのです。 他にも、地元の風景写真を使ったご当地レターセットや戦国ストラップなどのお土産品も開発。柔軟な発想と行動力でさまざまな商品を生み出してきました。 さらに、会社として大切にしているのが地域貢献活動です。秀忠さんが10歳の頃、先代社長が小学校へ楽器を寄付し、吹奏楽部が作られたことがありました。以降、現在まで継続して寄付を続けています。今年2月には小諸市南城公園野球場のネーミングライツパートナーとなり、この4月から年間120万円で、5年間の契約を締結しました。 「会社を大きくすることがいいことだとは思わない」という秀忠さん。現在社員は60人で「顔も名前も背景も把握できる最適な規模」。この距離感を大切にし、社員を増やさず最大の売り上げを出すのが目標です。収益はまず社員に還元し、さらには地域に還元し、「大栄製作所で働くことが自慢になるような会社にしていきたい」と力強く話します。「地域への貢献は社員に対する貢献」。この姿勢もまた、秀忠さんのヒットの法則なのかもしれません。
月刊ぷらざ編集部(株式会社信州広告社)
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まずは社員、そして地域貢献 働くことを自慢できる会社を目指す
秀忠さんの父親が創業し、今年で46年。テレビや液晶画面に使うフィルム印刷の搬送装置・サクションロールなど、各種ロールを設計製造しています。
おかげ様で2017年の収益は、主力のサクションロールが好調で過去最高を記録。しかし2008年のリーマンショック後には売り上げが落ち込み窮地に立たされたこともありました。その時に秀忠さんが設立したのが、一般消費者向けの商品を開発する「みらい創造事業部」でした。糸を引っ張るだけで誰でも簡単に開封できる「思いやりの糸入り封筒」とその製造機を開発。先代の「業種にこだわらず、できることは何でもやろう」という教えのもと、これまでにないヒット商品を生み出したのです。
他にも、地元の風景写真を使ったご当地レターセットや戦国ストラップなどのお土産品も開発。柔軟な発想と行動力でさまざまな商品を生み出してきました。
さらに、会社として大切にしているのが地域貢献活動です。秀忠さんが10歳の頃、先代社長が小学校へ楽器を寄付し、吹奏楽部が作られたことがありました。以降、現在まで継続して寄付を続けています。今年2月には小諸市南城公園野球場のネーミングライツパートナーとなり、この4月から年間120万円で、5年間の契約を締結しました。
「会社を大きくすることがいいことだとは思わない」という秀忠さん。現在社員は60人で「顔も名前も背景も把握できる最適な規模」。この距離感を大切にし、社員を増やさず最大の売り上げを出すのが目標です。収益はまず社員に還元し、さらには地域に還元し、「大栄製作所で働くことが自慢になるような会社にしていきたい」と力強く話します。「地域への貢献は社員に対する貢献」。この姿勢もまた、秀忠さんのヒットの法則なのかもしれません。