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株式会社 タク技研 代表取締役社長 茂原 睦男氏

レーザー加工技術を武器にお客様の笑顔が見えるものづくり1

電子部品用印材を製造する会社として昭和59年に創業したタク技研。36歳で世代交代した当時は、半導体産業が大きく様変わりする時代で、印材の受注は減少傾向にありました。そんな中、お客様から「メタルマスクを作れないか」という相談を受け、社内で試行錯誤を重ねた結果、約1年後にメタルマスクを製品化することができました。このことが業界の中で噂となり、徐々にメタルマスクの受注が増加。現在では、車載関係・医療関係など、様々な分野からメタルマスクの設計・製造の依頼を受け、一貫生産と高品質が評価され、全国5002社以上の企業と取引をしています。「お客様の要望を聞き、よりよい製品を造るために、設計段階で積極的にアドバイスをするなど、きめ細かい対応をしてきたことが評価されました」と、代表は話します。
代表の強調する「お客様の笑顔が見えるものづくり」はまさにヒットの法則。お客様に喜んでいただくために、「できないとは決して言わない」と取り組んできた姿勢は、これからも変わることはありません。

平成30年3月に、消防庁より日頃の消防団活動の表彰を受けました

平成30年3月に、消防庁より日頃の消防団活動の表彰を受けました

近年では、得意のレーザー加工技術を活かした「時を刻む彫刻®」も、ネットショップの開店により全国から注文をいただき評判を呼んでいます。世界に一つだけのオリジナルタンブラーやオリジナル命名ボードは、大切な時や思い出をカタチにできるアイテムとして喜ばれています。
また、同社は、平成28年に総務省消防庁から消防団協力事業所の認定を受けました。従業員48人のうち7人が消防団員で、有事の際は消防団の活動を優先する旨の労働契約書も交わしています。仕事に影響がでないように社内体制を整えるなど、地域貢献の一つとして積極的に取り組んでいます。
「従業員を大切にする会社です」と人事課長の高橋さんは語ります。ものづくり・地域貢献など、「人を笑顔に」のポリシーは、同社内にも強く息づいています。

 

会社創立や結婚など記念品にも最適なオリジナルタンブラー

会社創立や結婚など記念品にも最適なオリジナルタンブラー

オリジナル命名ボードはお子さま誕生の記念に喜ばれています

オリジナル命名ボードはお子さま誕生の記念に喜ばれています