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(2018年3月1日)
勉強を怠らず「おいしい」と言っていただけるいちごを作る
今でも「いちご平」という地名が残る小諸市は、明治期からいちご栽培が行われていた場所。かつて盛んだったいちご産地の復活を目指し、浩行さんと父親の強さんが親子で創業。2000年に開園した観光いちご農園です。 あぐりの湯に隣接するいちご園では14万本のいちごを栽培。元日〜6月末までいちご狩りを楽しめます。昼夜の寒暖差が大きく、日照時間が長い小諸はいちごの生産に最適な環境で、「甘くておいしいいちごが味わえる」と連日多くの観光客で賑わっています。この他にも市内数カ所に圃場があり、業務用いちご、苗の生産・出荷も手がけています。 今年はすでに、入園者数が過去最高を記録したという同園。近年売上は右肩上がりですが、8年前の2010年には病気が発生し苗が全滅。危機的状況に陥ったことがありました。しかし、経営難に直面したことで、「おろそかになっていた栽培技術を見直すきっかけになった」と浩行さんは振り返ります。 日々変わる天候に左右されないよう環境コントロールを徹底する、収穫量を増やすため栽培技術を高める、益虫を放つなどして病害虫を減らすなど「農業には常に勉強が必要」と浩行さん。ちょっとした油断が大きなダメージにつながることもあるので、「従業員がみんなで気遣いをしあうこと」も大切にしているそうです。 5年前からは、いちご狩りがオフシーズンとなる7〜12月に夏いちごの生産を開始。洋菓子専用になるので、「大きさや形など通常より規格を厳しくしてより良いものを選んでいる」と胸を張ります。 日々心がけていることは「おいしいと言っていただけるいちごを作ること」。時にはいちごの気持ちになり、時にはお客様の気持ちになることこそヒットの法則。「おいしいいちご」を作るべくこれからも栽培を続けていきます。
月刊ぷらざ編集部(株式会社信州広告社)
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勉強を怠らず「おいしい」と言っていただけるいちごを作る
今でも「いちご平」という地名が残る小諸市は、明治期からいちご栽培が行われていた場所。かつて盛んだったいちご産地の復活を目指し、浩行さんと父親の強さんが親子で創業。2000年に開園した観光いちご農園です。
あぐりの湯に隣接するいちご園では14万本のいちごを栽培。元日〜6月末までいちご狩りを楽しめます。昼夜の寒暖差が大きく、日照時間が長い小諸はいちごの生産に最適な環境で、「甘くておいしいいちごが味わえる」と連日多くの観光客で賑わっています。この他にも市内数カ所に圃場があり、業務用いちご、苗の生産・出荷も手がけています。
今年はすでに、入園者数が過去最高を記録したという同園。近年売上は右肩上がりですが、8年前の2010年には病気が発生し苗が全滅。危機的状況に陥ったことがありました。しかし、経営難に直面したことで、「おろそかになっていた栽培技術を見直すきっかけになった」と浩行さんは振り返ります。
日々変わる天候に左右されないよう環境コントロールを徹底する、収穫量を増やすため栽培技術を高める、益虫を放つなどして病害虫を減らすなど「農業には常に勉強が必要」と浩行さん。ちょっとした油断が大きなダメージにつながることもあるので、「従業員がみんなで気遣いをしあうこと」も大切にしているそうです。
5年前からは、いちご狩りがオフシーズンとなる7〜12月に夏いちごの生産を開始。洋菓子専用になるので、「大きさや形など通常より規格を厳しくしてより良いものを選んでいる」と胸を張ります。
日々心がけていることは「おいしいと言っていただけるいちごを作ること」。時にはいちごの気持ちになり、時にはお客様の気持ちになることこそヒットの法則。「おいしいいちご」を作るべくこれからも栽培を続けていきます。