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株式会社安土倍組デザイナーズガーデン

独自の技術とセンスを活かし
お客様に喜ばれる仕事を

モルタル造形で夢を形に 外構工事の専門店

昭和28年に建設業で創業。建築、公共工事、砕石プラント、外構工事と業態を変化させながら成長してきました。
堀籠さんが父である先代社長から会社を引き継いだのが42歳の時。その頃は公共工事の請け負いが主でした。地域密着型の建設業者として安全で堅牢な工事を行なっていた同社ですが、公共工事は入札が基本。堀籠さんは「価格競争以外で勝負できる文化的商品を提供したい」と考えていました。そんな時に出会ったのが、コンクリート床面に型押しをして、レンガやタイル、石張りの質感を表現する工法「スタンプコンクリート」でした。
あるひとりのお客様からの要望でスタートした工法ですが、堀籠さんのセンスとピタリと重なり徐々に依頼が増え、庭の工事を手がけるように。その後、モルタルを彫刻して塀や壁面をデザインするモルタル造形、新品の素材をアンティークでシャビーな風合いに加工するフォーフィニッシュ、木製ガレージ、木製物置など関連商品も開発。テーマパークのような遊び心のあるデザインの門柱や塀も職人の手で造形してくれるので、「安土倍組にしかできない工事」と評判を呼び、外構工事の専門店として大きく成長を遂げました。
開発、設計から施工まで一貫して行うので間接経費がかからず、適正なコストで工事ができるのも同社の強みですが、「高い安いではなく、お客様に喜んでいただける仕事をすることが大事」と堀籠さん。ヒットの法則を尋ねると、「ヒットは毎回内野ゴロでいいの。当たり前のことを当たり前にやる積み重ね」と笑顔で話してくれました。他社にはない独自技術とセンスで、これからもオンリーワンの庭づくりを展開していきます。

コンクリートとは思えない風合い豊かなアプローチ。LIXILエクステリアコンテストで入賞した庭です

エイジング塗装やモルタル造形で好みの雰囲気に仕上げた社長室