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株式会社 信州東御市振興公社 湯楽里館        支配人 竹内 和彰氏

今年25周年!
          累計入館者735万人

周辺施設との連携を強化しながら
リピーターに愛される施設運営を

1994(平成6)年、地域の活性化を目的にオープンした温泉入浴施設「湯楽里館」。北アルプス・美ヶ原・八ヶ岳連峰を見渡せる標高700mからの大パノラマに加え、ナトリウム−塩化物・炭酸水素塩泉の豊かな泉質により、25周年を迎える今、累計入館者735万人を誇る人気施設に成長しました。
1996年からの地ビール製造は、ビール最低製造量の規制緩和(1994年)のタイミングと関係者の熱意が合致しスタートした事業。浅間山麓の良質な湧き水、厳選したホップや麦芽を使うことで、ホップの香りとモルトの風味が複雑に絡み合う個性豊かな味わいの「オラホビール」が誕生しました。品質の維持向上を目的に国内外の様々な品評会にも出品していますが、数々の受賞歴からその品質の高さをうかがい知ることができます。
また、千曲川ワインバレーに位置する東御市ではワイン用のぶどう栽培やワイン醸造が盛んです。今年4月、同館2階には、地ビールやワインの試飲、東御市の個性豊かなワイナリーをPRするための「ワイン&ビアミュージアム」がオープンしました。
「お客様が満足し、もう一度訪れたいと思っていただける施設づくりこそがヒットの法則」と語る竹内支配人。多くのリピーターに支持していただくためには、地域との連携強化が必要不可欠だと言います。東御市はもちろん、周辺観光施設との連携を密にし、今まで点であったものを線に、さらには面へと拡大させた協力体制の構築を目指します。
地域の方の憩いの場として親しまれる温泉入浴施設に、広域観光拠点としての新しい役割も加わった今、様々な事業に果敢に挑み、オリジナリティを持った施設運営をしていきたいという同社のさらなる発展が期待されます。

東御市産ワインやワイナリー、オラホビールを紹介する展示エリア「ワイン&ビアミュージアム」

神経痛・筋肉痛・関節痛などの緩和、保温・美肌効果も期待できる温泉入浴施設

写真左は2017年全国地ビール品質審査会最優秀賞受賞の「アンバーエール」。2019年G20大阪サミットに提供。写真右の「キャプテンクロウエクストラペールエール」は2017年ワールドビアアワードBitter4-5%部門世界一