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シチズン時計マニュファクチャリング株式会社     ミヨタ佐久工場 工場長 酒井 紀享氏

外観は時計をイメージ 世界最大級の時計組立工場1

シチズン腕時計のムーブメント(駆動装置)の組立、コイル生産、完成時計組立を行う工場として2016年12月に稼働。生産数、規模ともに世界最大級のスケールを誇る時計組立工場です。「地域に開かれた工場」として、建物の周囲には公園を整備。予約制で工場見学もでき、先進的なモノづくりの現場を体感することもできます。
量産型ムーブメントの組立は自動化ライン。50mのラインに130のロボットが稼働し、1秒に1個組み立てられています。髪の毛よりも細い0・2018mmのコイル線材を巻きつけるコイル生産も1秒に1個と効率化を徹底。圧倒的なスケールの生産ラインは2階通路から見学することができます。
この工場で生産される「MIYOTAムーブメント」は、世界的ブランドとして認知され、これまでに約50億個を生産。「地元ブランドのモノづくりを見ていただき、地域の皆さんへ恩返しをしたい。また生産現場を見ていただくことでお客様にシチズン腕時計のファンになっていただければうれしい」と酒井工場長は話します。

MIYOTAムーブメント

MIYOTAムーブメント

「従業員が満足する工場」もコンセプトのひとつ。窓のない工場内で作業する従業員が快適に過ごせるよう、工場の中央に中庭を配置。食堂からは浅間山が望め、閉鎖的になりがちな工場内でも明るさと開放感が感じられるようになっています。また、人づくりにも力を入れており、「全社員が時計のプロになろう!」を合言葉に、社内に時計学校を設立。技能資格取得に挑戦し、技術と知識の向上に努めています。
来年で設立60年。「地元のブランドとして地域に恩返しをし、従業員がいきいき働ける工場」であることが同社のヒットの法則。一般の工場見学も可能なので、是非一度訪れてみてはいかがでしょうか。

従業員が育てている「時計草」。開花のタイミングが合えば敷地内で見ることができます

従業員が育てている「時計草」。開花のタイミングが合えば敷地内で見ることができます

時計をイメージした工場外観。2万6千本の植物が植栽された公園には、日時計も設置されています

時計をイメージした工場外観。2万6千本の植物が植栽された公園には、日時計も設置されています