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(2018年8月1日)
「儲かる農業」を掲げ、次世代を担う農業経営者を育成
『儲かる農業』の著者でもある嶋﨑さん率いる農業生産法人「トップリバー」は、それまでの農業の常識を覆すビジネスモデルと、次世代を担う「農業経営者」を育てる会社として全国から注目を集めています。元製菓メーカーの営業マンだった嶋﨑さんが、農業をビジネスとして捉え、同社を立ち上げたのは2000年春。「若い農業経営者の育成」と「マネージメント農業の実践」を目的とした起業でした。
特に力を入れている農業経営者の育成は、社員として雇用した若者を3~6年の独立就農研修を経て、一人前の農家として独立させるというもの。「せっかく育てたのに6年で独立させるなんてもったいないとよく言われますが、会社と社員は親と子の関係。子どもが独立し成功するのはうれしいことです」と嶋﨑さん。現在までの卒業生は30名以上で、皆が今も農業を続けているそうです。 嶋﨑さんが提唱する「儲かる農業」は、私腹をこやすという意味ではありません。それまでの農業は作物を作るだけで、価格相場は市場頼り。そんな中、嶋﨑さんは、スーパーやコンビニ、外食チェーン、生協、直売所などと直接契約をし、ニーズに合わせて計画的に生産・供給を行うマネージメント農業を実践しました。また、流通コストの面からダンボールをコンテナに変えるなど容器の変革にも取り組みました。「これからは作るだけではなく、マネージメントもしなければ農業に未来はない」という農業哲学のもと、年間の総売上約13億円という実績を残しました。「人を幸せにする農業、それこそが儲かる農業」と嶋﨑さんは言います。 「農業を通じて家族・仲間・地域の人たちを幸せにする」というトップリバーの理念こそがまさにヒットの法則。同社を巣立った子どもたちが、全国各地で活躍し、今後の日本の農業を支える大きな力になることでしょう。
「うちの子たちは本当によく働くんです」と嶋﨑さん。数年後に独立し、一国一城の主になることを夢見て日々励む若者たち
厳しい労働ですが、皆、生き生きと働いています
月刊ぷらざ編集部(株式会社信州広告社)
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「儲かる農業」を掲げ、次世代を担う農業経営者を育成
『儲かる農業』の著者でもある嶋﨑さん率いる農業生産法人「トップリバー」は、それまでの農業の常識を覆すビジネスモデルと、次世代を担う「農業経営者」を育てる会社として全国から注目を集めています。元製菓メーカーの営業マンだった嶋﨑さんが、農業をビジネスとして捉え、同社を立ち上げたのは2000年春。「若い農業経営者の育成」と「マネージメント農業の実践」を目的とした起業でした。
特に力を入れている農業経営者の育成は、社員として雇用した若者を3~6年の独立就農研修を経て、一人前の農家として独立させるというもの。「せっかく育てたのに6年で独立させるなんてもったいないとよく言われますが、会社と社員は親と子の関係。子どもが独立し成功するのはうれしいことです」と嶋﨑さん。現在までの卒業生は30名以上で、皆が今も農業を続けているそうです。
嶋﨑さんが提唱する「儲かる農業」は、私腹をこやすという意味ではありません。それまでの農業は作物を作るだけで、価格相場は市場頼り。そんな中、嶋﨑さんは、スーパーやコンビニ、外食チェーン、生協、直売所などと直接契約をし、ニーズに合わせて計画的に生産・供給を行うマネージメント農業を実践しました。また、流通コストの面からダンボールをコンテナに変えるなど容器の変革にも取り組みました。「これからは作るだけではなく、マネージメントもしなければ農業に未来はない」という農業哲学のもと、年間の総売上約13億円という実績を残しました。「人を幸せにする農業、それこそが儲かる農業」と嶋﨑さんは言います。
「農業を通じて家族・仲間・地域の人たちを幸せにする」というトップリバーの理念こそがまさにヒットの法則。同社を巣立った子どもたちが、全国各地で活躍し、今後の日本の農業を支える大きな力になることでしょう。
「うちの子たちは本当によく働くんです」と嶋﨑さん。数年後に独立し、一国一城の主になることを夢見て日々励む若者たち
厳しい労働ですが、皆、生き生きと働いています