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(2013年5月31日)
長野県内2番目のコミュニティー放送局として「エフエム佐久平」が開局したのは1998年。佐久市と市民有志による「情報化先端研究会」の発案から、新幹線佐久平駅開業の翌年に誕生しました。「地域の情報発信基地として、行政情報や気象、災害、防犯などについて、きめ細やかに伝えていこう」。その思いは、15年経つ今も変わらずスタッフの胸に刻まれています。
地域間の情報格差をなくすため、2012年からはラジオ配信サイトの「サイマルラジオ」を使ったインターネット放送を開始。FM放送が入りづらかった山間部でも聞きやすくなったほか、スマートフォンアプリ「FM聴」を無料配布し、スマホを使えばワンタッチで手軽に放送を楽しめるようにしています。ネット環境さえあれば、いつでもどこでも聞けるため、佐久市出身でアメリカに住んでいるというリスナーから「懐かしいですね」とメッセージが届いたこともあるとか。海外や県外で働き、暮らしている人が故郷の声に元気づけられるのも、ネット放送の効用のようです。
開業当初からほぼ同じかたちで続いてきた番組編成は、6月を機に生放送の時間を拡大し、大幅に変更。更に新たなパーソナリティーを投入したほか、より地域に密着した新企画も進められています。例えば車で市内に飛び出して、旬な情報を取材していくラジオカーレポート。「生の情報を、的確にスピーディーに届けるには、しっかりした取材が必要です。スタッフ自身がどんどん外に出ていって、わくわくするようなニュースで佐久を元気にしていきたいですね」と代表の井上さんも、熱を込めて語ってくれました。この春から行っている高校野球のラジオ中継では、佐久地域の高校にスポットを当てて、1回戦からできるだけ紹介。強豪校だけでなく、地元の球児たちが織りなす生のドラマを、試合中継とインタビューで追っています。
「ネット化、グローバル化する社会を見据えた上で、できるだけ自社番組で多くの情報を提供したい」と井上さん。視点は広く、足元はローカルに、というスタンスが、世界各地にいる佐久人にも支持されるヒットの秘訣のようです。
エフエム佐久平 TEL0267-65-8888 佐久市佐久平駅東1番地1
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ネット経由で世界に放送
長野県内2番目のコミュニティー放送局として「エフエム佐久平」が開局したのは1998年。佐久市と市民有志による「情報化先端研究会」の発案から、新幹線佐久平駅開業の翌年に誕生しました。「地域の情報発信基地として、行政情報や気象、災害、防犯などについて、きめ細やかに伝えていこう」。その思いは、15年経つ今も変わらずスタッフの胸に刻まれています。
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佐久市佐久平駅東1番地1