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(2013年6月30日)
浅間山を仰ぐ南軽井沢の高台に、レマン湖を中心としたリゾート型別荘地がつくられたのは50年前のこと。1500軒余りの別荘には3世代目となるオーナーも多く、自然豊かな別荘地は子どもの頃から夏を過ごした「ふるさと」として愛され続けています。
「目指すのは人間と自然が調和した癒しの場所」と語るのは石井千尋社長。父である創業者・石井新人氏が掲げた「エルデ・クンスト(地球芸術)」という開発理念を受け継ぎ、自然と一体化した「人間らしい生活ができる時間と空間」を常にプロデュースしてきました。2007年にオープンした軽井沢レイクガーデンは、その理念を最も明確にかたちにしたもの。四季折々、エリアごとにバラや宿根草が咲くナチュラルガーデンは、チップの敷き詰められた散策路を歩くだけで心が軽くなっていくようです。木々に囲まれて直営ショップやレストランも点在し、年間2万人にのぼる来場者を温かく迎えています。
モデルとしたのは、日本が世界に誇る庭園文化や森と人とが共存する豊かな里山。どちらも自然そのままの状態では植物も衰退してしまいますが、人が手を加えることで生き生きとした景観がつくられます。「自然をただ見せるのではなく、人が人らしく生きられるコミュニティーをつくること。そこで培われる楽しい思い出こそが、私たちが提供する最も大切な商品なのです」。ひとつのモノではなく、記憶という無形の商品を生み出すためには「やるべきことは限りなくある」。ゴミひとつが思い出を損なうこともあるとして、管理は徹底して行っています。バラは通常、春から秋にかけて年3回ほど花を咲かせますが、ここでは5回咲くことも多く、厳冬期に凍みた株が花をつけたこともあったそうです。「声をかけるとよく咲くというのは本当なんですよ」と笑いながら話す石井社長の言葉には、ガーデンを美しく保つ秘訣と共に、「楽しい思い出」という何よりも人から求められるヒット商品を生み出す秘訣が隠されているようです。
株式会社レイクニュータウン TEL0267-48-1611(軽井沢事業所) 軽井沢町大字発地342-59
月刊ぷらざ編集部(株式会社信州広告社)
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思い出を彩る時間・空間
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