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(2015年10月1日)
コンテストに挑戦し技術を磨き 提案力を持った花屋を目指す
創業は昭和52年。金澤さんが23歳のときに中軽井沢に店を構え、花屋を始めました。今でこそ大手ホテルのウエディング装花を多数手がける同社ですが、「創業当時は鳴かず飛ばずで、とにかく花を売るのが先決でデザインは二の次」だったそうです。
転機が訪れたのは創業から10年後、長野県のフラワーコンテストで奥様が優勝したのがきっかけでした。翌年に同じ大会で金澤さんが優勝し、周囲の注目を集めることに。それから本格的にフラワーデザインの勉強をはじめ、ヨーロッパなど海外にも出向き、様々な先生の下で勉強を重ね、技術を磨いてきました。コンテストにも積極的に参加し、1枚、2枚と賞状が増えるうちに、最初は相手にしてもらえなかったホテルとも少しずつお付き合いが始まるようになりました。
花を売るだけでなく、「センスと技術力を持った花屋」を目指してを積んだ結果、平成12年にはコンテストで全国最高賞を受賞。14年と18年には日本代表として国際大会にも出場を果たしました。若手スタッフにもコンテストへの挑戦を促し、数々の好成績を残すなど、社をあげて技術磨きに励みました。その姿勢が認められ、ホテルとの契約も増え、売り上げも右肩上がりに。
順風満帆かと思いきや、婚礼装花を手がけていた会場にオランダ人のフラワーデザイナーが参入し、仕事が激減したことも。「危機的状況」を経験しましたが、後継者である息子さんからの「人生一回落ちてみるのも勉強」という言葉に助けられたそうです。そして、同業者との競争の中で学んだのは「提案力の重要さ」。デザインやセンスはもちろんですが、「提案のできる花屋でなければ生き残れない」と痛感したそうです。「技術と提案力を身につけること」が金澤さんのヒットの法則。自身の経験と技術を伝えながら、後進の指導に当たっています。
月刊ぷらざ編集部(株式会社信州広告社)
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コンテストに挑戦し技術を磨き 提案力を持った花屋を目指す
創業は昭和52年。金澤さんが23歳のときに中軽井沢に店を構え、花屋を始めました。今でこそ大手ホテルのウエディング装花を多数手がける同社ですが、「創業当時は鳴かず飛ばずで、とにかく花を売るのが先決でデザインは二の次」だったそうです。
転機が訪れたのは創業から10年後、長野県のフラワーコンテストで奥様が優勝したのがきっかけでした。翌年に同じ大会で金澤さんが優勝し、周囲の注目を集めることに。それから本格的にフラワーデザインの勉強をはじめ、ヨーロッパなど海外にも出向き、様々な先生の下で勉強を重ね、技術を磨いてきました。コンテストにも積極的に参加し、1枚、2枚と賞状が増えるうちに、最初は相手にしてもらえなかったホテルとも少しずつお付き合いが始まるようになりました。
花を売るだけでなく、「センスと技術力を持った花屋」を目指してを積んだ結果、平成12年にはコンテストで全国最高賞を受賞。14年と18年には日本代表として国際大会にも出場を果たしました。若手スタッフにもコンテストへの挑戦を促し、数々の好成績を残すなど、社をあげて技術磨きに励みました。その姿勢が認められ、ホテルとの契約も増え、売り上げも右肩上がりに。
順風満帆かと思いきや、婚礼装花を手がけていた会場にオランダ人のフラワーデザイナーが参入し、仕事が激減したことも。「危機的状況」を経験しましたが、後継者である息子さんからの「人生一回落ちてみるのも勉強」という言葉に助けられたそうです。そして、同業者との競争の中で学んだのは「提案力の重要さ」。デザインやセンスはもちろんですが、「提案のできる花屋でなければ生き残れない」と痛感したそうです。「技術と提案力を身につけること」が金澤さんのヒットの法則。自身の経験と技術を伝えながら、後進の指導に当たっています。